インプラント治療とは、人工歯根治療ともいわれ、歯が欠損した部分の顎の骨に、チタン性の人工歯根を埋め込む外科手術です。
チタンは、数カ月で顎の骨組織と緊密に結合することが確認されています。
この結合によって、丈夫で安定した土台が再現され、その上に人工歯を固定します。
入れ歯では満足できなかった方でもご自分の歯と同じように食べたり、しゃべったりする感覚をよみがえらせる事ができるのです。
失った部位の両隣の健康な歯を削って、ブリッジにして固定します。
失った部位だけにインプラントを埋めますので、健康な歯を傷つけません。
健康な歯に金属のバネをかけて入れ歯を固定します。違和感があり、バネをかけた歯にも負担がかかります。
入れ歯の床や金具の違和感がなく、バネをかけた健康な歯への負担もありません。
総入れ歯は歯肉との吸着力で支えています。ガタつきを起こしやすく、味覚も損なわれます。
インプラントで顎の骨にしっかりと固定されますので、ガタつきがなく安定します。
静脈内鎮静法について
不安感や恐怖心からインプラントを避けている方のために、少量の精神安定薬や静脈麻酔薬を静脈路から投与することによって、鎮静状態を得る方法があります。
また、高血圧、心疾患をお持ちの患者様で、強いストレスが予想される時にも、静脈内鎮静法は確実に患者様の安静を保ち、ストレスに起因する合併症を予防する効果があります。
歯科麻酔医として、日本口腔外科学会専門医が担当します。
ご希望の方はどうぞご相談ください。
中川清昌先生
元金沢大学附属病院臨床教授
専門領域
口腔感染症
顎関節症
顎変形症
歯科インプラント
昭和53年
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愛知学院大学歯学部卒業
金沢大学医学部歯科口腔外科入局 |
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平成4年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成20年 平成22年 |
文部省長期在外研究員としてアメリカ合衆国 アイオワ大学口腔外科に留学 金沢大学大学院助教授 第5回アジア口腔外科学会において「口腔外科手術後の インプラントによる咬合機能回復」の発表で最高賞を受賞 日本顎関節学会認定医 日本顎関節学会指導医 日本顎顔面インプラント学会指導医 金沢大学医学保健研究域医学系准教授に配置換 金沢大学付属病院臨床教授 現在に至る |
◆インプラントの総合的なアプローチは医師、技工士、衛生士、助手全員の豊かな経験とチームワークが大切です。綿密な治療計画により診療を進めていきます。。
サポートドクター
坂下英明先生
明海大学歯学部歯科口腔外科学講座教授
1995年生まれ | |
1980年 1984年 1985年 1986年 1998年 1999年 2000年 2005年 |
城西歯科大学(現 明海大学歯学部)卒業 金沢大学大学院医学研究科入学 大学院修了(医学博士) 金沢大学医学部歯科口腔外科学講座講師 石川県立中央病院歯科口腔外科医長 石川県立中央病院歯科口腔外科部長 明海大学歯学部口腔外科学第二講座教授 防衛医科大学校講師 日本口腔顎顔面外傷学会理事 明海大学歯学部口腔顎顔面外科学第二分野教授 |