骨が少ない方の治療法


歯茎の骨の厚みが足りない方

 歯茎にインプラントを埋め込むのに十分な骨の厚み、幅がない場合に、当院では人工骨を移植します。

歯周組織再生療法の1つで、 歯周病等で骨が失われた部位に人工骨や自家骨(自分の骨)を移植し、

 骨の再生を図ります。

<治療の流れ>

 1⃣

 治療が必要な部分の歯肉を切開し、

人工骨を埋め込み、再び歯肉をかぶせます。移植後、4~6カ月で骨が造成されます。

1⃣骨欠損のため、インプラント不可の状態です。

1⃣インプラント予定部位の

レントゲン写真


 2⃣

再生した骨にインプラントを埋入し、歯肉で覆います。

インプラント体と骨が結合するのを待ちます。3~6か月で結合します。

通常のインプラント手術の1次オペにあたります。

2⃣骨が再生し、

十分な骨の厚みが得られた。

2⃣インプラントを埋入。


3⃣

インプラント体を覆っている歯肉を切除し、スクリューを取り付けます。2次オペ。


4⃣

ここからは普通の歯科治療と同じです。型を採取、噛み合わせなどを経て、適した人工歯冠を取り付けます。



上顎洞(上あごの上にある空洞)までの距離が短く 骨が著しく少ない方

◆サイナスリフト◆

高度なテクニックを必要とするため、当院では提携病院にて手術を行っております。

臼歯部にインプラントを打とうとした際に上顎洞までの距離が短く、そのままではインプラントが打てない場合に行われる手術です。
ある程度自分の骨が残っている場合には、当院内の手術が可能な場合もあります。